CH36は、ハンス J. ウェグナーならではの、幾何学的ともいえる明快なラインで構成されたダイニングチェア。クラフトマンシップが映える見事なディテール、機能美を追求した1脚です。椅子の巨匠といわれる、ウェグナー。シェーカー家具の影響を受けながら、自身の持ち味をこのチェア CH36にも反映しています。その一つが下に向かって細くなるテーパーをかけた脚。このディテールがこの椅子を優雅で軽快なものにしています。背もたれは、上部と下部のカーブを微妙に変えることで、より背のサポートを強化しています。そして、繊細な印象を与えるフレームとペーパーコードを施した美しい座面。いずれも世代を超えて、いつまでも心地よく使用できる耐久性を考慮し製作されています。